抗癌剤の功罪
昨日、抗癌剤適中に病院へ。
採血し、一時間後に、専用のセンターに到着。
若干、CTの造影検査から見ると、抑制がかかっているようだ。
無論、回復したという意味ではない。
抗癌剤というものは100種類ぐらい開発されているらしく、部位によって使い分けられている。より患者に副作用が生じないように癌の活動を抑え込む。
そう、抑制作用しかないというのが実体なのだ。だから、抗癌剤で治療➡回復(癌の撲滅)ということはあり得ない。端的に言えば、延命治療に過ぎない。そこが外科的治療や放射線照射と完全に違うところ。
余命宣告を引き延ばしているだけ、といってもいい。
だからある程度の抗癌剤治療を続けても、効果が現れなければ、中断もしくは中止するの一つの選択肢だ。それは医者が決めることではなく、患者もしくはその家族に帰属する。
抗癌剤は異物なので、中止することによって回復の兆しがみられることもある。正常な細胞が抗癌剤からの攻撃を免れることになるからだ。
さて、その時期はいつ来るのだろう?