jigen033’s blog

精神障害者も語ってみたい⇒⇒⇒食道がんへの道

近頃、ブログの投稿ペースが恐ろしく低下している。ブログなんてプライベートなつぶやきなのだから、投稿の高低に問題があるわけじゃないはず(芸能人じゃあるまいし)。

でも、生活の一部のように書き書きしていた当時と比較すれば、まさにトーンダウンだ。書きたいことがないわけではない、ブログに飽きたわけでもない、他に大きな楽しみに惹かれてしまって時間的に制約されてしまっているわけ、なんてあるはずはありません。

端的に言えば、気力減退、というところなのかな。末期がんになろうが、京アニの事件に巻き込まれようが、豪雨水害で途方に暮れるしかないとしても、生死の境目はほんの「秒速25センチ」程度の差しかないのかもしれないのだ。

単純に気力が不足しているのなら、精力剤でも飲んだほうがいい。数百円で元気溌剌になれるのだから。

でも、問屋はそうは卸さない、というのが、人生の機微というものなのだろう。

医師から、うつ病患者が、末期がんの宣告をされた事実には変わりない。神や仏は不公平なのだ。いや、それとも生まれてこなかったほうがよかったといいたいのかもしれない。残酷だなあ。

最近、ニット帽を被るようにした。季節柄、違和感はない。が、鏡に映った容姿容貌を見て驚いた。この数か月で老境の域に達した奴が、鏡の前にいる。鬱がそうさせているのか、がんの進行が老齢化を進行させているのか、それとも抗がん剤の副作用が如実に表れたのかはわからない。どれもそうであるような気がする。

いずれにしても、体力の衰えは否定できないものがある。エスカレーターでは立ち止まり、エレベーターも使えれば使う。階段の昇りが苦痛となり、下りは転倒のリスクを覚えるからだ。情けなく格好悪いが、そうも言ってられなくなってきたのか。

でも、もっと時間は欲しいな。贅沢で我儘なのは、病人の特権だと思っています。