jigen033’s blog

精神障害者も語ってみたい⇒⇒⇒食道がんへの道

一進一退。

体調のほどは、大きな変化はなく、一進一退というところ。ただ、癌の治療に意識が専念できなくさせるように、睡眠障害がたびたび襲来する。

体調が割るいのは、抗がん剤の副作用なのか、睡眠の乱れから来るものか、本人もよく分からない。

微熱が出たり、胃部に不快感が生じることがあって、それは薬で抑制しているが、やはり健常とは言えない。

国立がんセンターの資料によれば、ステージⅣにおける食道がんの5年後の生存率は12%程度。何とも心細い。よく話題にはなるが、胃がんや肺がんはもっと生存率は高い(つまり、治癒の可能性が高いということだ)。これは早期発見ができなかったことに理由はあるけれど、自覚症状もないのに精密検査を受検することは稀だろう。

今のところは、健常者と変わりのない一人暮らしが静かに続いている。しかしいずれは大きな陥穽(落とし穴)に足を滑らせることになる。次第に体力は弱ってくるだろうし、食事も喉を通さなくなる。だったらやはり誰の介助も要することなく、できるだけ好きなことに生活のほとんどの時間と労力をつぎ込んでおくほうがいいのかなあ。

単純計算すると、僕が老齢年金を受け取る可能性はかなり低い。なので、身体障害年金を視野に入れて、精神障害との合わせ技で1級を申請しようかと考えたりしている。

まぁ、資産があるので、それを全額取り崩す前に万策が尽きることになるのかもしれない。でもまぁ12%の可能性は一応あるのだ。まだ絶望するには早いだろう。

しかしいよいよの段階になったとき、緩和ケアを受け入れるのか、あくまで自宅療養に拘るのか、まだ決定してないが、親族からすれば、緩和ケア病棟でおとなしくしてくれているほうが助かるだろうな。最悪の事態背を迎えても、葬儀の段取りなどは予め具体的に病院側と葬祭業者と打ち合わせておけばいいのだから。