jigen033’s blog

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十年前へのsns

それは、ほんの思い付きからだった。
僕は未だにガラケーなのだが、💻パソコンや📱ケータイにまで、スマホアプリの誘導が仕掛けられてくる。
ガラケーは、近い将来いずれ無くなるなるのは、国の専権事項で決まっている。むしろピッチ(PHS)のほうが生命線は長い。周知の事実として、現在、新規生産はしていないし、故障しても交換部品は在庫次第だ。
それはスマホの通信網エリアが、限界に近づいてきているからだ。使用されていない090や080を📱にあてがう積極的に温存する理由は乏しい。

だから、ガラケーからスマホに移行した場合、新番を設定することなく、通信通話はそのまま使える。使い捨てが好きな(ヤバい)人は、勿論新規でスタートしても構わない。

さて旧家族たちへの連絡はどうしていたかといえば、手紙を送る方法しかなかった。何故なら、元妻は固定電話の番号まで変更してしまったからだ。メールアドレスも当然変更したようで、エラーとなって戻ってくる。恐れ多くも元妻に用事があったわけではない。子供との連絡が遮断されてしまったのが、気にはなっていたのだが、個人あての手紙を送っても返信がない。
親権は元妻にあるので、未成年の間は、情報を独占できる権利が認められる。別れた過去の人からの手紙など、不要と判断すれば廃棄しても構わない(違法・不当な事柄に限定されるべきだが、子供たちに理解が及ぶにはまだ彼らは幼すぎた。)。手渡したかもしれないが、僕には確認する手段がない。民法上、面接交渉権は親権者でなくても認められるが、ともかく当時の元妻は「排除の理論」派だったからなあ。土地と家屋はもしかすると僕の名義のままかもしれないが、売却でもしない限り法務局は何も言ってこない。固定資産税も納付さえしていれば、然りだ。

ただ、今回の事案は伝えておかなければならないと思った。時の流れとは恐ろしいもので、子供でも母子家庭であることの概念が理解できる年齢に達した。今なら父親の窮状を伝えることができるだろう。

繰り返しになるが、転居しているかもしれず、また子供は独立しているかもしれない。直接の連絡は取れない……。が、元妻は📱を所持していた。その番号なら、記録されていることが判明した。早速、数日前から電話をかけてみる。何回かけても、応答はなく、機械的音声を残して切れてしまう。ならばsnsならどうだろうか、と随分遠回りして思いついたのだ。
果たして彼女から返信が届いた。一体、今頃になって何の要件だ、と。
住所地は変わっていないという。それだけで、つながった。まずは手紙を書くこと。そして、スマホの情報を返してもらうことができれば、随時連絡は取れる。
過去を悔いて承認を得ようなどとは思わない。ただ、「余命一年」にできることは必ずあるだろう。緩和病棟に行くまでに。